入浴巡回バス運行にいたる経過 6

この報告書は1995年に(社)三田青年会議所が阪神淡路大震災にさいし活動した「入浴巡回バス」運行の記録である。当時300部のみ作成されたわずか56ページの小冊子ではあるが、世界中から大災害がなくなるときまでの一助になればとネットに再録する。
 誤字脱字の修正を除き原文そのままを掲載する。
 
―入浴巡回バス運行にいたる経過 6―

2、入浴巡回バスの運行と支援体制の拡大

 

 

1月26日(木)

・本日より入浴サービスの開始

・受け入れ施設は、もっとも素早く、また快く応じてくださった「マイカル三田ポロロッカ」を中心に運行する。

 

1月27日(金)

・三田市より、市のマイクロバス2台の提供があり、兵庫ブロック(協)の4台と併せて計6台/日の体制となる。


1月29日(日)

・全国の各地青年会議所から続々届く救援物資の量が膨大になり、対策本部長の会社倉庫が満杯になったため、吉田商工会長にお願いし小会議室を無料で貸与していただき、そこに救援物資を搬入するとともに、「対策本部」を移転する。

・本日から、対象被災地の範囲を拡大し、西宮市、宝塚市以外の地域にも運行を始める。

  
  つづく