日時報告詳細 1995年1月29日(日) ・・・12

この報告書は1995年に(社)三田青年会議所(三田JC)が阪神淡路大震災にさいし活動した「入浴巡回バス」運行の記録である。当時300部のみ作成されたわずか56ページの小冊子ではあるが、世界中から大災害がなくなるときまでの一助になればとネットに再録する。
誤字脱字の修正を除き原文そのままを掲載する。

 

1995年1月29(日) 結果報告

  バス 会社  避難所  入浴施設名  受入人数
1 便    全但 北夙川小学校 → マイカル三田 40
2 便  全但 北夙川小学校 → マイカル三田 40
3 便 全但 夙川小学校 → 北六甲カントリー 6
4 便    全但 夙川小学校 → 有馬カントリー 16
5 便    全但 北夙川小学校 → マイカル三田 40
6 便    全但 北夙川小学校 → マイカル三田 19
7 便  全但 雲中小学校 → 六甲国際GC 30
8 便   全但 雲中小・湊川中学校 → 六甲国際GC 41
      合計 232

 

   三田JCメンバー   他JCメンバー  ボランティア 入浴巡回バス利用者
前日累計 33 0 9 559
本日人数 11 0 3 232
累計人数 44 0 12 791

 

・道路状況が日々改善され、風呂受け入れ施設に予定より早く到着するようになったが、今度は受け入れ施設の方より「準備ができていないのにバスが乗り入れた」とのクレームがあった。

・8便のバスにおいて雲中小学校の人数が9名と少なかったため、急遽、湊川中学校にまわし2校を混載したが、2校間で「他校のものと同乗するのはいやだ」ともめた。

・全国ロムからの救援物資の置き場もなく、事務局も手狭になってきたため商工会館小会議室を借りることとした。なお商工会長の厚意により無料貸与となる。

・夙川小学校の参加人数が少なかったのは、バス到着時間と朝食時間が重なったためきたくても乗れなかったらしく、今後は配車時間の配慮もしていかなければならない。