ロードバイクのコース選択と抑圧

2月28日 ロードバイク走行コース

すずかけ台→池尻→吉川→上吉川小学校前→ABCゴルフ前→東条湖→鴨川→鴨川の郷キャンプ場→今田小学校→立杭→西相野→湊川短大→旭→大畑→宮脇→上井沢→嫁ヶ淵→すずかけ台 走行距離52.52km

2月12日以来のロード。
私のロードバイク走行コースの決め方は、まず吉川方面か青野ダム方面かの選択ではじまる。
今回は久々なので「急な上りの母子」が含まれる青野方面は、体力的に避けたいとの心理がはたらくのだろう・・吉川方面に決定した。

出発してしまえば、あとは気分しだいでコースが決まっていく。
体調がよければ登り坂を好んで走るし、疲れてくればできるだけ平坦な道を行こうとする。
天気がよければより遠くへ行きたいと思うし、曇ってくれば状況のわかる近場を走ろうとする。
右に曲がろうと決めていても、自動車が来て曲がりにくければ、そのまま直進したりする。

そんな気ままな選択の積み重ねだけれど、ちゃんと最初にイメージした走行距離、走行コースでだいたいの予定時間に戻ってくる。
そんなものだ。

ただし例外がある。道に迷った時だ。
道に迷うとは「今走っているこの道の行き先がわからない」のではなく、今ここがどこだかわからないことで、自分を俯瞰的に見つけられないことだ。
そんなときは距離もコースも時間もすべて狂う。
そんなこともある。

さらに道に迷うことをフロイト的に「抑圧によって阻止されたものの代理物」として解釈すると、「家に帰りたくない」という欲望の代理物であるかもしれない。
う~ん…きっとそうなんだろう。
Y.ishii